紫陽花の増やし方と風水効果って?デメリットや庭への最適な配置などを解説

紫陽花
目次

紫陽花の増やし方と注意点

紫陽花のイメージ

紫陽花は庭園を彩る人気の高い花木です。鮮やかな色合いと個性的な花形が魅力的で、初夏の庭を華やかに演出してくれます。

紫陽花は比較的育てやすい植物ですが、増やし方には注意が必要です。ここでは紫陽花を上手に増やすコツと、地植えの場合の注意点についてお話しします。

紫陽花を増やす基本的な方法とは?

紫陽花を増やす方法は主に2つあります。

1つ目は株を補充し、樹形を整えることです。紫陽花は年数が経つと古い枝が次々と枯れ始め、美しさを失っていきます。そこで新しい株を作ることで、花つきの良い紫陽花を育てられます。

2つ目は種類の増やし方です。挿し木や実生からの育成により、様々な品種の紫陽花を楽しめるようになります。中でも挿し木は簡単で確実な増やし方として知られています。

挿し木について

紫陽花の挿し木は5~6月が最適な時期です。長さ10~15cmほどの半熟した新梢を選びます。鉢か挿し木用の床に斜めに差し込み、日陰で管理します。2~3週間で発根が確認できれば成功です

地植えの紫陽花が持つデメリットって?

紫陽花は鉢植えでも地植えでも楽しめますが、地植えの場合は注意が必要です。最大のデメリットは株がどんどん大きくなり、手入れが大変になることです。

紫陽花の根は徒長しやすく、放置すると地下茎が広範囲に伸びて雑草化します。そうなると花が小さくなったり咲かなくなる原因にもなりかねません。

対策について

この対策として、毎年秋に植え替えや根切りを行い、根の張りを適度に制御することが大切になります。

また、地植えの紫陽花は土壌環境の影響を受けやすいのも問題点の一つです。土が痩せると花つきが悪くなり、乾燥に弱い性質もあるため、適度な水やりと肥料の施用が欠かせません。

紫陽花の種類とその特性

アナベル

紫陽花には様々な品種があり、花形や色合いの違いから庭園演出の幅が広がります。

ここでは人気の高い代表的な種類と、それらの特徴をご紹介します。また、庭に合った適切な品種の選び方についても解説していきます。

アナベルとその他の人気種の特徴

紫陽花の代名詞ともいえるのが『アナベル』です。この品種の最大の特徴は、白くてふんわりとした可愛らしい球形の花です。花径は20~25cmにもなり、真っ白な花が夏の庭を涼しげに彩ってくれます。

アナベル以外の主な紫陽花の種類と特徴は以下の通りです。

  • 『ホワイトウェーブ』 白花重瓣咲きで、波打つような形状が特徴。コンパクトな樹形で花径は15cm前後。
  • 『ブルーウェーブ』 濃い青紫色の小振りな花が特長。花径10cm前後で手入れが比較的楽。
  • 『おしどり』ピンク色の小輪が円錐形にきれいに並んだ姿が愛らしい。花径15~20cm。
  • 『リーゼンシュタウデ』赤や紫、青の混ざった小花が玉状に密集した姿が印象的。花径20~25cm。

庭植えに適した紫陽花の選び方

庭に紫陽花を植える際は、その目的や庭の環境条件に合わせて適切な品種を選ぶことが大切です。 まず目的に合わせて花色や形態、樹形を決めましょう。

プライバシーを確保したい場合はアナベルのような大きな株を選び、目線を遮ることができます。一方で小振りな花を楽しみたい場合は『ブルーウェーブ』のようなコンパクトな品種がおすすめです。

紫陽花の配置と風水

風水

紫陽花は鮮やかな色合いと個性的な形状から、風水的にも吉祥の象徴とされています。玄関や庭への適切な配置により、金運アップや家運隆盛などの良い効果が期待できると言われています。

ここでは紫陽花の風水について、玄関周りと庭での植え方のポイントを詳しく解説します。

玄関周りに紫陽花を植える風水の効果

玄関周りに紫陽花を植えることは、風水的に見て非常に有益とされています。その理由は主に3つあります。

1.玄関は『気の入り口』

1つ目は、玄関が家の『気の入り口』とされ、そこに吉祥の象徴である紫陽花を置くことで良い気を呼び込むことができるためです。特に開運を象徴する赤や紫系の色が金運アップに効くとされています。

2.仲睦まじい人間関係の象徴

2つ目は、丸まった形が家族の円満や仲睦まじい人間関係を象徴するためです。アナベルのような丸い形の花は、人と人との絆を深める効果があると考えられています。

3.家の繁栄や富の象徴

3つ目は、横に広がる性質が家の繁栄や富の象徴とされているためです。紫陽花は地下茎が徒長しやすいため、たくさんの花を付けて広がります。このことから財運向上や出世運アップの象徴とも言われています。

このように玄関の両脇や入り口付近に紫陽花を植えることで、金運向上や家内安全、人間関係の改善など、様々な吉れる効果が期待できます。風水的には最も重要なスポットでもあるため、適切な配置と手入れで吉運気を呼び込むことが重要です。

庭に紫陽花を植える際の風水上の考慮点

庭に紫陽花を植える際も、風水上のいくつかの考慮点があります。

風水的にNGなのは植え込みの中央に配置することです。中心には他の植物を配し、周りに紫陽花を回すようにすると、邪気を受け止めて浄化し、運気の流れを良くするとされています。

このように紫陽花の風水効果を最大限に活かすには、配置する場所や組み合わせ方を意識する必要があります。上手に取り入れれば、金運アップはもちろん、家族団らんの場の醸成や、心の休息空間としても活用できるでしょう。

まとめ

紫陽花は増やし方や種類の特性を理解して適切に選び、植え方と配置を工夫することで、庭園を彩るだけでなく、風水的な効果も期待できる魅力的な植物です。

挿し木や実生で増やせば様々な品種を楽しめ、色や形状の違いから庭作りの幅が広がります。配置では玄関周りなら金運や家内安全、庭なら運気の循環や心の休息に恵まれます。

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